必要なときに、必要なサービスを届けたい

こんにちは。

チキンジョー代表の浦田と申します。
私たちのホームページにご訪問いただき、ありがとうございます。


私たちの活動は、レスパイトサービスと呼ばれます。これは障害のある方はもとより、いつもそばで付き添うご家族や介護者のみなさんが、ひと時でも自分の時間を持って、心身をリフレッシュしていただけるようにサポートすることです。

私がこの活動を始めて、ずいぶん長い時間がたちました。これまで沢山の方にご利用いただいてきましたが、まだまだレスパイトは広く知られていません。

もしも一人で悩まれていたり、どうしていいかわからない、情報がないという方は遠慮なくご連絡いただければと思います。



私はずっと、障害のある方やご家族の方が必要なときに、必要なサービスを届けたいという思いでこの活動を続けてきました。

実は私自身、ごく軽度のマヒがあったので、幼いころに足のリハビリに通っていました。 そのころにいろいろな障害のある子供たちと関わりがあり、またそのときお世話になったリハビリの先生に憧れ、将来はリハビリの先生になりたいなと思っていました。

けれどもリハビリの先生になるには理系の素養が無ければなりません。
残念ながら私には適性がありませんでしたので(笑)、諦めなければいけませんでした。

じゃあ、自分には何が出来るんだろうと自問していたときに、介護福祉士の資格と出会いました。
この仕事で自分の出来ることをすれば、これまでお世話になった方に少しでも恩返しができるんじゃないかと思ったのです。

そこで、福祉の仕事を学べる学校に進みました。

その学校では、老人ホームなどへ実習に伺います。そういうことからスタートしていきました。

ところがそのなかで、ふつふつと自分の中で違和感が出てきたのです。

何を感じたかというと、ひとつひとつの介助が、そのときに必要な介助なのか、その人に必要な介助なのかという疑問です。

例えば、入浴介助がお昼3時にあるとして、その時間に入りたいんだろうか?言葉は悪いですが、施設の都合でそういうことになっていないだろうか?そう感じたのです。

そのときに感じたことが、「その人が必要と思っているときに、必要なものを届けたい」という今も持ち続けている思いにつながりました。


その後、学校も卒業近くなり、就職活動をする時期になっていましたが、私は単に就職ガイダンスを受けるのではなく、いろいろな施設やNPOでたくさんの経験をさせてもらうことを選択しました。

そこでの経験を踏まえて、自分の合っている仕事を見つけていこうということです。

その経験の中で、学校の先輩たちが多くいた障害者施設がありました。そして、その施設ではレスパイトサービスを行っていたのです。

レスパイトとの出会いです。


先輩たちにはとても良くしていただき、いろいろなことを教えていただきました。

レスパイトとは、「1対1で、子供さんや大人に、その人が希望するものに寄り添ってサポートするサービス」なんだということもそのひとつです。

それはまさに以前感じた、「その人が必要と思っているときに、必要なものを届ける」ことにすごく近いものです。

レスパイトを仕事にしたい。強く思った瞬間でした。



レスパイト=家族支援のサービスは、私たちが障害者とともにいる間に、家族や介護者の方に心身のリフレッシュをしていただくことが主な目的です。

ですが、私たちが直接サポートするのは、目の前の障害のある方です。

その方が求めるものに寄り添う、その時間を満足してもらうことで、本人自身がリフレッシュする。そのことが、ひいてはご家族のリフレッシュにも繋がるものと思います。

そんな思いは、いま少しずつ広がりを伴っているように感じます。

例えば、マラソンをさせてみたい。プールで泳ぎを教えてほしい。そんなご要望があります。個別に違うんです。サポートする者ができることであれば、とことんそれに寄り添っていくことが出来ます。

小さいころ、スイミングに通ってて良かったです。活きました(笑)

それこそ1日、県外で買い物をしてご飯食べて帰るとか。
グループではありません。すべて1対1です。

けれども最初に言ったように、レスパイトをご存じない方が大多数です。
だからこそ、このようなメッセージを書かせていただきました。

ひとりで抱え込まずに、私たちに連絡ください。
力になれることがきっとあります。


長くなってしまいましたが、私の偽らざる思いです。

本当に必要とされる人に届くよう、これからも地道に活動して参ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


Chikinjyo(チキンジョー)
代表   浦田 平

ページのトップへ戻る